永平寺町栃原の古民家

栃原の概要

栃原は、永平寺町の北東部で浄法寺山系の鷲ヶ岳の山麓に位置 し、勝山市北郷町に隣接、「いにしえ」では経済交流が盛んであった地でした、 九頭竜川が東西に流れ、近年では一般県道 栃神谷鳴鹿森田線(通称アユ街道)平成25年開通にて、奥越のリゾート地へアクセスする主要観光道路が沿線です。

沿線では鷲ヶ岳のタンタン清水(栃原の瓜割清水)と言う名水があります、又、この近くに群生する「彼岸花」は見事です。

春は山笑うがごとく変幻自在に彩り、夏はアユ釣り、秋は紅葉が愉しみです。

古民家の概要

所 在:福井県吉田郡永平寺町栃原44-1

土 地:宅地(1130.57㎡+757.02㎡=1887.59㎡ 571坪)

山林(449㎡+211㎡+18313㎡≒18973㎡ 5740坪)

建 物:築年数推定 110年(2025年)

木造伝統木栓差し工法(石基礎、根がらみ梁)

玄関ホールは通称「おい」4間×4間大空間、柱はケヤキ

尺角、装束梁、通し貫き、松丸太組大梁コモズリ

屋根組は大松丸太棟木、登り梁出し桁の切妻「四九屋」

居宅(1階、建築面積258.15㎡ 床面積240.91㎡)

(2階、72.16㎡) 延べ床面積313.07㎡ 94.70坪

附属建物(土蔵3間×5間の二階建、3間×4間の二階建)

増改築履歴、2010年頃、玄関おいの床、水回り改修など

2023年、全窓ペアーガラスサッシュ取付

台所大改修、おいの壁補修木部洗い、門築造など

古民家インスペクション、2022年12月実施 概ね良の診断

敷地図、配置図

居宅間取図

販売価格

総 額 ¥5700万円

内外の写真

外部写真

前面南全景、春夏秋冬に見事な景観と成ります。

南西外観、北西進入路より南西前景

門、来客エントランス

玄関前庭アブローチ、西の数寄屋門の格子戸より出入り、下屋は出し桁彫刻力板ではね出していて、玄関前風雪回廊(雪囲い板取付柱)になり豪雪時行き来します、

中庭の前栽池

内部写真

玄関ホール(おい)、4間×4間の大広間、床は2010年頃改修済、尺角ケヤキ柱に尺二寸の装束梁通し貫き、有壁は白漆喰風仕上げ、空組は松丸太大梁り「こもずり」の大空間です。正面田の字客間入口には「ケヤキ板帯戸」脇部屋入口は格子桟組戸 往時がよみがえります。

(おい)前面玄関方向見る

(おい)前面リビングスペース


客間全景、和室8畳四間の田の字、両縁側土縁の座敷です、冠婚葬祭や祝い事の宴の場であった。

床の間より仏間を見る、今は仏事もなくなり「大徳寺大リン」が調度品に

縁側、ケヤキ厚板床、土縁より中庭前栽池を臨む


台所、旧台所お勝手、蔵との連絡間を一体化約16帖に大改装

台所、お勝手は土間式として暖炉を設置


寝所、和室8畳

土蔵への連絡通路


3×5間の蔵1Fのギャラリー

3×5間の2F、地松大梁丸太、登り梁の頑丈な屋根組


2階和室6帖(ゲストルーム)

2階和室8帖(ゲストルーム)


浴室UB

洗面

トイレ


現地案内地図